2017年の4月にドイツへやって来てもうすぐ丸5年です。
大学生活が始まってから、4年半が経ちました。
あれ、4年半・・?卒業は・・・?
そうです、まだ卒業していません🙈
大学がはじまってまだ最初のころ
時は遡って、私がまだ大学が始まったばかりのころのことになります。
ついているピアノの先生に言われました。
先生:「ゼメスターの延長手続きは早めにしておいた方がいいよ!」
私:(・・ん?)(ゼメスターの延長?)
ゼメスターというのは、1学期(6か月)のこと。
ゼメスターの延長というのはつまり、
本来4年ある大学生活を1ゼメスター(6か月)長く伸ばす、という意味。
エェ?!
つまりですね、
大学がんばるぞ!と意気込んでいた私は、
大学に入ってすぐの頃に、いってみれば「留年」のようなものを勧められてしまったわけです。
留年を予約・・・・?
どうして、大学生活が始まったばかりの頃に、自ら進んで『留年』を”予約”しなきゃいけないの?!
そんなこと誰が好き好んでやるのでしょう?🙊
Why?! Warum?!
なぜ?が止まりませんでした。
先生:「今、延長しようとしている子がいるけど、卒業ギリギリに申請してるから大変なんだよ。sakuraは早いうちにしておいた方がいいよ。」
私:「・・・・・」
「ヤ、ヤァー--。」
(ドイツ語で「ヤァ」は「はい」の意味です。)
9ゼメスター?10ゼメスター?「延長」の猛者がたくさん
ゼメスター延長の「メリット」を先生がたくさん話してくださったのですが、
その当時は、私のドイツ語能力不足のせいもあってあまり理解ができず🙈
どうにも納得できないなぁ・・と腑に落ちないものを感じながらも、
初めての海外生活、暮らすだけで精一杯だった私は、
そのことについては特に考えずに日々を過ごしていました。
それから少しして、
学校の授業にもなんとかついていけるようになったころ。
周りを見渡してみると、
「あ、私いま9ゼメスターです」とか、
「ボク、10ゼメスター入ったよ~」とか、
※4年制の大学は、通常「8ゼメスター」で修了です。
そんなことを言っている猛者たちが目に入ってくるように。
おやおや?
できるだけ長く学生でいたい・・・らしい?
まだ、2ゼメスターとか3ゼメスターだった私は、
学年が上の先輩方とは授業も被ることがないのでお話しする機会があまり無かったのですが、
それでも、風の噂や、9ゼメ、10ゼメのみなさんの佇まいなどから
なんとなく、
「どうやら、人によってはわざわざ好き好んでゼメスターを延長する人もいるようだ・・?」
と感じ取るようになってきました。
(続く)
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