【ドイツ音大】学部の卒業試験を終え、院生活が始まりました

大学生活

お久しぶりです。

もう10か月ほど前になりますが、通っていたドイツの音大の学部を卒業しました。

そして、昨年の10月から同じ大学で院に進学し、現在は大学院生として生活しています。

学部の卒業試験が終わっても今度は新しい曲がまたドーンと増え、今はその練習に振り回されています。

ほかにも、私の院進学と同時期に遠い地へ引っ越していった知り合いから、ピアノの生徒さん計15人ほどを一気に引き継いでしまい、てんやわんやしている内にあっという間に前回のブログ投稿から1年が経っていました。

確認してみたら前回の投稿が2月28日で今日が2月28日なので本当に丁度1年が経っていたんですね。

感覚的には半年ぐらい更新していなかったかな?というぐらい。

なぜ急にまたブログを書いているのかというと💡

一昨日ぐらいから体調を崩してしまい、今日は一日ゆっくり家で休んでいたのですが、YouTubeを見ていたらある動画の中で読書感想文を書いて読み上げているものがありました。

感想文自体は2分ぐらいの短いものでしたが、とても上手にまとめられていて、それを見てなんとなく私も文章を書きたい気持ちになりすっとベッドから起き上がりパソコンを立ち上げ今に至ったという経緯です。

この1年で起きたことを忘れないうちに記録として残しておこうと思います。

さて、それでは卒業試験の話に戻ります。

試験の準備期間はとても幸せでした(*^^*)

ちょこっと解説をすると、音大の卒業試験というのは実技演奏の試験になります。

私の専攻楽器はピアノなので、私の場合ピアノの試験ということになります。

決まった時間(私の場合は50~60分)のプログラムを用意し、それをまとめて演奏し、演奏が評価されます。

卒業試験のプログラムは先生と相談しながら自分の希望も入れつつ決めていきます。

私が選んだ卒試プログラムは、ベートーヴェン、バッハ、ショパン、ラフマニノフ、ベリオという全部で5人の作曲家の楽曲からなるもの。合計約55分。

このプログラムの中でも、

♡ベートーヴェン ピアノソナタ 28番 op.101 約25分

♡バッハ パルティータ2番 約20分

この2つが特に大曲で準備が大変。

でも、どちらも研究をすればするほど新たな発見があって練習が楽しくて仕方がない曲たちです。

正直にいって、ここまで練習を楽しいと感じたことはこれまでになかったんじゃないかな?と思うぐらい楽しくて、ピアノを弾く人生で良かったなと本当にしみじみ実感できました。

実は、試験本番までに何回か人前で弾かせていただける機会がありましたが、毎回どこかしらに暗譜ミスがあり試験当日までかなりヒヤヒヤな状態😨

ですが本番パワー💓なのか、試験の日は無事これまでの研究成果をしっかり披露することができましたよ!🎊(ヤッタネ!)

卒業試験という大きな本番は終わりましたが、もちろんそれでその曲が完成なんてことはなく、今もう一度同じ曲を練習したらもっとこうしたい、ああしたい、というのが出てくると思います。

そう遠くないうちにまた同じ曲を取り出す予定なので今から楽しみです。

良い作品はどれほど研究しても研究が尽きないのが嬉しいですね。

卒試に向けて頑張って準備した曲たちを録音しました。

良かったら聞いてみてください♪

おすすめはバッハの最後の曲、カプリッチョ(Capriccio)です。

♡バッハ パルティータ2番

♡ベートーヴェン ピアノソナタ 28番 op.101

♡ラフマニノフ 音の絵 op.33-6

院が始まってからは、大学というよりも仕事がかなり増えてきてあたふたしています。

今月誕生日を迎え24歳になりましたが、数年前と比べると体力が落ちている?!と感じることもあり、ちょっと忙しくなるとすぐに体調を崩している気がします。

仕事が無かったころはそれほど重要な用事も無いので問題無かったのですが、最近は外せない用事が増えてきて、体調管理をしっかりしなければ生徒さんに迷惑が掛かってしまうので大変です。

今年は食事・運動・睡眠の3つの要素を見直して、「常に元気な人」を目指します。

ピアノの練習も変わらず楽しいです♪

今は、シューベルトのソナタD958ハ短調を練習中、そしてショパンのバラード1番ト短調を始めようとしているところ。

シューベルトはベートーヴェンのソナタに似ているところがあって、卒試の練習と同じテンションで深~く深~く研究できそうだけれど、ショパンのバラードはまだちょっとよその人という感じ。

仲良くなれるといいなと思いながら譜読みを進めています(*^^*)

まずは体の調子を整えて、復活しなければ!

早めに寝ます。おやすみなさい。

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