大学に入学してまだ時間もあまり経っていない頃、
先生に「ゼメスターの延長手続きは早めにしておいた方がいいよ」
と、『留年』を勧めるかのようなことを言われてしまった私🙊
ゼメスターの延長というのはつまり、
本来4年ある大学生活を1ゼメスター(6か月)長く伸ばす、という意味。
どうして自分からわざわざ留年の申請を?
なんのために?
頭の中がハテナだらけで、「ゼメスター延長」の意味もよく分かっていなかった私ですが、
入学から1年が過ぎたあたりから
どうやら本当にわざわざ自分からゼメスター延長を申請する人もいるらしい、
ということに段々と気が付いていきます。
「早く卒業するのは簡単。延長するのが大変なんだよ。」
今、入学してから4年半が経ちましたが、これまでに何度か先生から聞いた言葉があります。
「早く卒業するのは簡単。延長するのが大変なんだよ。」
どうやら、早く卒業したければ早めに単位を取って卒業試験をすればいいけれど、
ゼメスターを延長したい場合には、
- 大学の事務局や管轄の先生の承諾が必要で、
- 承諾をもらう為には、延長したい理由をしっかりとまとめて提出しなければならず、
- そう簡単には延長ができない
仕組みになっているのだそう。
日本ではあまり聞いたことがない考え方・・・(;’∀’)💧
それを聞いても、
延長っていうけど、つまり「留年」ってことじゃないの?
と、思いました。
なんでわざわざ、承認が通りづらい「延長」を自分から申請するの?と。
学生天国な国、ドイツ
どうしてそんな面倒な手続きをしてまでゼメスターを延長したいのか。
どうやら学生がゼメスターを延長したいと思う理由の1つに、ドイツの教育システムがあるようです💡
というのも、
ドイツでは、ほとんどの大学で学費が『無料』。
管理費、施設料などに多少取られますが、それも年に6~7万円ほど。
※私立の大学はもう少しかかりますが、そもそもドイツは国立・州立の大学がほとんどです。
更に、その管理費の中にはバスや電車のチケット代(日本でいうところの”定期代”)も含まれています。
その他にも学生割引がある施設が多く、
ドイツの大学生は、学生でいる限りその恩恵を受け続けることができるのです。
保険の料金も学生と一般の大人ではかなり違います😎
\エッ、ドイツ、スゴーーーーーイ!!😍/
卒業した途端、生活にかかるお金がドッと増えるわけですから、
ずっと学生でいたいと思う気持ちも分かるような気がします!
なるほど~!!
ふむふむ、納得納得(*’▽’)
・・・・あれ?
でも、ちょっと待って。
いくら安いとはいえ、卒業するのが遅くなると就職が難しいんじゃないの?
そう、日本だったら就活では「新卒」枠がかなり大事ですよね😺
ドイツではちがうの・・?
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